久米正雄の俳句

新涼の固くしぼりし布巾かな     三汀

(しんりょうの かたくしぼりし ふきんかな)

永き日をすんなり伸びし手足かな     三汀

ながきひを すんなりのびし てあしかな)

世に残ることの淋しき夏菊や     三汀

(よにのこる ことのさびしき なるぎくや)

小諸なる古城に摘みて濃き菫     三汀

(こもろなる こじょうにつみて こきすみれ

春の雪ひとごとならず消えてゆく     三汀

はるのゆき ひとごとならず きえてゆく)

兄よりも禿げて春日に脱ぐ帽子     三汀

(あによりも はげてはるひに ぬぐぼうし)

松柏の嵐の底や返り花     三汀

(しょうはくの あらしのそこや かえりばな)

壁の蔦焚火の照らす錦かな     三汀

(かべのつた たきびのてらす にしきかな)

---------------------------------------------------------------------------------

最高に好き(☆☆☆)かなり好き(☆☆)好き(☆)どちらともいえない好きではない(★)俳句の意味が分からない
兄よりも禿げて春日に脱ぐ帽子
永き日をすんなり伸びし手足かな
春の雪ひとごとならず消えてゆく
小諸なる古城に摘みて濃き菫
松柏の嵐の底や返り花
世に残ることの淋しき夏菊や
壁の蔦焚火の照らす錦かな
新涼の固くしぼりし布巾かな