藤沢周平の俳句

陽炎や胸部の痛み測りゐる     周平

かげろうや きょうぶのいたみ はかりいる)

風出でて雨后の若葉の照りに照る     周平

(かぜいでて うごのわかばの てりにてる)

軒を出て狗寒月に照らされる     周平

(のきをでて いぬかんげつに てらされる)

メーデーは過ぎて貧しきもの貧し     周平

めーでーわ すぎてまずしき ものまずし)

百合の香に嘔吐す熱のゆえならめ     周平

ゆりのかに おうとすねつの ゆえならめ)

厚き雲割れ紫陽花に夕日射す     周平

(あつきくも われあじさいに ゆうひさす)

大氷柱崩るゝ音す星明り     周平

(おおつらら くずるるおとす ほしあかり)

夕雲や桐の花房咲きにほひ     周平

(ゆうぐもや きりのはなぶさ さきにおい)

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最高に好き(☆☆☆)かなり好き(☆☆)好き(☆)どちらともいえない好きではない(★)俳句の意味が分からない
陽炎や胸部の痛み測りゐる
軒を出て狗寒月に照らされる
百合の香に嘔吐す熱のゆえならめ
大氷柱崩るゝ音す星明り
風出でて雨后の若葉の照りに照る
メーデーは過ぎて貧しきもの貧し
夕雲や桐の花房咲きにほひ
厚き雲割れ紫陽花に夕日射す